秋季彼岸法要に出講
今日は田川市内のお寺様に出講させていただいております。私の様な立場を出講先のお寺様や御門徒はお客僧と呼びます。そしてお寺にはお客僧部屋があり私はそのお客僧部屋に通される事です。
湿度が高いものの気温が下がりお話をさせていただく方も聴いていただく方にもありがたい状況が整いました。
参詣の方には入り口で消毒をしていただき、マスクを着用していただき、椅子の間隔を保ちながら座っていただいております。
写真の通り演台にパネルを設置して私もマスクを着用してのお話でした。私の表情が見えないせいか、雰囲気が少し固くなってしまいましたが、御門徒の聴聞の姿勢に私の方が育てられる思いであります。
本山もお念仏の教えを御門徒に伝えようと、法話の動画を配信して下さっております。大変ありがたい事で是非お聴き下さい。
しかし、教えは座に座らせいただき、念仏をなさる先輩の姿から伝わる所が大きいと改めて感じさせていただきました。
日本人は代々に渡って両彼岸にはお寺の法座に参り仏法を聴聞してきました。テレビや新聞は全く報じてはくれませんが、今でも全国各地のお寺でも法座が勤められてあります。
仏法を忘れれば、お金と名利と目先の幸せに振り回され、それを他から奪う事に執着し、結果周りの反感を買い、孤独な人生へ落ちてゆく事です。
法座には無理をしてでもお参りいいたしましょう。
まだ法座に参った事がない方も是非昔からの菩提寺の御法座にお寺デビューを果たされてはいかがでしょうか。自己の本懐を遂げ、御法友に恵まれた人生を歩んでいただく事を願う事であります。
合掌
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