日時 令和四年七月三日(日) 九時半 講師 星野 哲英師 (猪国 密厳寺住職)
南無というは帰命なり また発願回向の義なり(真宗聖典一七六頁)
「南無阿弥陀仏の南無という意味は帰依する、頼むという意味である。また世間の価値観から解放されていく道を歩みたいという命のさけび声である。」
あるお父さんが小学校低学年の息子さんから「いつか死ななければならないのに、なぜ生まれてきたんや」と泣きながら尋ねられたそうです。それに対しお父さんは「何をしょうもない事で悩んでいるのだ。それはな・・・・・・」。何も言い返せなかったそうです。
私たちは「いかに生計を立てるか」という事ばかりに振り回されて、「何のために生きているか」という基本的な問いを置き去りにしてしまっているのではないのでしょうか。
冒頭のお言葉は親鸞聖人が大切になさった中国の善導大師の名号(南無阿弥陀仏の)解釈です。善導大師は「私たちは南無阿弥陀仏の言われを聞き開くために生まれてきたのだ。南無とは・・・」と教えて下さっております。
右記の如く法要をお勤め致します。ご法話を聴聞しご一緒にお念仏を頂戴してまいりたいと思います。
また教区・組・お寺は七月より新年度に移行します。ご法話の後総会を開きますのでとくに世話人の方々はご出席いただきますようお願い致します。
七月 茶話会
九月 彼岸法要
十一月二十六(日)・二十七日(月) 御正忌報恩講
四月二日~四日親鸞聖人慶讃法要京都東本願寺(ご希望の方はお寺まで申し出下さい。)
福岡県田川郡香春町真宗大谷派西念寺住職
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