ryuushi– Author –
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住職のつぶやき
家族を恋しく思う心と、お内仏・納骨堂で手を合わせる意味
(本当の幸せはどこにある?) 先日、ある御門徒のお宅にお参りしたときのことです。久しぶりに同世代の息子さんとお会いしました。お仕事の関係で他県へ行くことが多く、一度出ると一、二週間は家に帰れないそうです。 「家族が恋しくてたまらないけれど... -
住職のつぶやき
忍耐の静けさに息づくもの(寺葬儀・法話より)
本日、ある御門徒の二十五回忌の法事をお勤めしました。葬儀や法要の場では、故人の歩みをあらためて見つめ直すひとときがあります。「どんな方でしたか」と尋ねると、遺族の方はこうお話しくださいました。 「母は本当に物静かな人で、声を荒げるところを... -
お念仏の教え
あるご門徒の七回忌に想う ― 葬儀に込められた「自由」への願い | 西念寺
あるご門徒の七回忌に想う ― 葬儀に込められた「自由」への願い 昨日、あるご門徒の七回忌にお参りいたしました。 思えば六年前のご葬儀の折、故人が病床に伏しておられた時のことを、家族の方からうかがいました。 ある日、窓の外を自由に飛び回る鳥を眺... -
住職のつぶやき
息子の運動会の目標
息子に「運動会の目標は何や?」と尋ねると、「かけっこで2番になること」と答えます。1番ではないのか、なぜ2番なのかと不思議に思いました。もっとも、「2番でもなかなか高い目標やないか」と思う人もいるでしょう。 ところがさらに「何人で走るの?... -
住職のつぶやき
茶菓と唐揚げに照らされる「自分中心のものさし」
— 自分がする時はよくて、相手がすると腹が立つ — 茶菓をめぐる小さな出来事 御門徒さんからいただいた茶菓を妻に渡すと、「こんな美味しいものはない」「はじめての食感」と目を細めて喜んで食べていました。 私が「そんなに美味しいなら、少し頂戴」と言... -
住職のつぶやき
ご法友に指摘された話――老木の譬えに教えられて
ある日のことでした。本堂の耐久年数について、建築の専門家である総代さんがこう言われました。「しっかり管理していけば、あと三、四十年は大丈夫。百年はもつでしょう。」 その言葉を聞いて、私は思わず「ありがたいなぁ」と安堵しました。けれど同時に... -
住職のつぶやき
止まれ――正しさに走る私たちへ
東京・町田市で、40歳の男性が76歳の女性を包丁で刺して殺害したという痛ましい事件が起こりました。犯人は動機を「今の生活が嫌になった。誰でもいいから殺そうと思った」と語っていたそうです。 このニュースに対し、SNSでは「甘えるな」「資質の問題だ... -
English Articles
Where Self-Effort Fails, the Working of Amida Buddha Appears
In our daily lives, we often try to rely solely on our own strength — our abilities, our plans, our sense of control.Yet, there inevitably comes a moment when everything we have built begins to crumble.We face failure, disappointment, or... -
住職のつぶやき
自力に敗れるところに、如来のはたらきがある
本日、お参りにうかがった御門徒のお宅に、二十代の娘さんがおられました。久しぶりにお会いしたので「今日はお仕事お休みですか。週末にお母さんとお二人そろってお休みとは珍しいですね」と声をかけると、「実は体調を崩して入院していて、数日前に退院... -
住職のつぶやき
福岡・田川の永代経・永代供養・永代管理の違い
(真宗大谷派 西念寺 福岡県田川郡香春町) ① はじめに:現代の“永代”への誤解 近年、「永代供養」や「永代管理」「永代経」といった言葉を耳にする機会が増えました。けれども、本来お寺に伝わる「永代経」とは、意味も目的も異なります。西念寺(福岡県...

