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	<title>お念仏の教え &#8211; 真宗大谷派 西念寺</title>
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	<title>お念仏の教え &#8211; 真宗大谷派 西念寺</title>
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		<title>阿闍世のために涅槃に入らず。親子喧嘩を縁にして</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ryuushi]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 30 May 2026 23:56:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お念仏の教え]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2026/05/8de380e975bd4d2e0169b1e283da831d-1024x683.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>先日、ある有名人の親子トラブルがニュースになっていました。 その報道を見たとき、私は思わず「もしあれで逮捕されるのなら、子どもを叱るたびに手が出ることもある我が家など、何度捕まっても足りないではないか」と考えてしまいまし [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2026/05/8de380e975bd4d2e0169b1e283da831d-1024x683.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">先日、ある有名人の親子トラブルがニュースになっていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その報道を見たとき、私は思わず「もしあれで逮捕されるのなら、子どもを叱るたびに手が出ることもある我が家など、何度捕まっても足りないではないか」と考えてしまいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、わが家の子どもたちを最も愛し、誰よりも手間暇をかけて育てているのは妻です。そして子どもたちもまた、その愛情を感じているからこそ、甘えたり、わがままを言ったり、時には反発したりするのでしょう。親子の関係とは、そのような面を持つものではないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">実際、そのニュースでは、通報した娘さんが父親の連行される姿を見て、「とんでもないことをしてしまった」と泣き崩れたと伝えられていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">叱られたその瞬間は頭に血が上り、「こんな父親はいない方がいい」と思ったのかもしれません。しかし、いざ現実となったとき、自分が受けてきた親の愛情の大きさに気づかされたのでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私はこの話を聞きながら、『観無量寿経』や『涅槃経』に登場する、インド・マガダ国の阿闍世王子の物語を思い出しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">阿闍世王子は、その当時、自分こそが正しいと思い込み、父である頻婆娑羅王を殺害し、母である韋提希夫人をも殺そうとしました。しかし後になって冷静さを取り戻すと、「自分は何ということをしてしまったのだろう」と深く後悔し、心身を病んでいきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">阿闍世王子は正義や理屈を振りかざし、父親を否定しました。しかし父親は、世間の理屈や善悪を超えて、ただ息子を愛し続けていたのです。幼い頃から受けてきたその無条件の愛情が、阿闍世王子の身に深く染みついていたのでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらに経典には、父王が亡くなった後、天空から声が聞こえたと説かれています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「たとえ親殺しの罪を背負ったあなたであっても、釈尊は決して見捨てない。どうか釈尊を訪ね、その救いに遇ってほしい」</p>



<p class="wp-block-paragraph">自らが殺した父からなおも注がれる慈しみの言葉に、阿闍世王子は後悔の念を深め、ついには気を失ったと伝えられています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その後、阿闍世王子はお釈迦様のもとを訪ね、救われていきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのときお釈迦様は、「阿闍世のために私は涅槃に入らない」と語られます。すなわち、阿闍世のように重い罪業や深い慚愧を抱えた者を、永くこの世に留まり救い続けるという願いを示されたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし私たちは知っています。お釈迦様は歴史上、実際にはお亡くなりになっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では、「涅槃に入らない」とはどういうことなのでしょうか。宗祖親鸞聖人がこの文を『教行信証』に引文された意図はどこにあるのでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これは私たちが身近な方とのお別れをどう受け止めていくかということと重なります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">話を元に戻しますと、阿闍世王子の話も、先の親子のニュースも、決して他人事ではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私たちは親を物理的に殺したわけではありません。しかし心の中では、「うるさいな」「放っておいてくれ」と何度も親を排除してきたのではないでしょうか。それが私たち親子の歴史でもあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして今度は自分が親となり、子どもから反発を受けると、「一人で大きくなった顔をしていから」と不満を口にする。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もし私たちの親がその姿を見たなら、「あんたも同じことをしてきたじゃないか。親子よく似ている」と笑われるかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「そのような痛ましい在り方、いつまで続けるのか。そのような在り方を超えていきなさい」という呼び声が命の底から迷いの自我に呼び掛けてくる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その呼びかけこそが、「阿闍世のために涅槃に入らない」と語られたお釈迦様の真意ではないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">お釈迦様は肉体としては滅しても、その大悲の呼びかけは滅することなく、今も私たちの自我に向かって働き続けている。そのことを、阿闍世王子の事件、今回のニュースは教えてくれているように思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">&#x1f517; <a href="https://www.higashihonganji.or.jp/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">真宗本廟（東本願寺）公式サイト</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e8%a5%bf%e5%bf%b5%e5%af%ba%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">西念寺について（福岡県田川郡香春町）</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e6%b3%95%e8%a6%81%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">法要のお知らせ</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e5%af%ba%e8%91%ac%e5%84%80/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">寺葬儀のご案内</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e7%b4%8d%e9%aa%a8%e5%a3%87/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">納骨堂のご案内</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e7%94%b0%e5%b7%9d%e7%b5%84/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">田川組の学習会・お知らせ</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e3%81%8a%e5%bf%b5%e4%bb%8f%e3%81%ae%e6%95%99%e3%81%88/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">念仏の教え</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e4%bd%8f%e8%81%b7%e3%81%ae%e3%81%a4%e3%81%b6%e3%82%84%e3%81%8d/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">住職のつぶやき</a><br></p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
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		<title>「本心に帰命せよ」南無阿弥陀仏のお名告り②</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ryuushi]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 28 May 2026 10:26:48 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お念仏の教え]]></category>
		<category><![CDATA[未分類]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2026/05/honshin-ni-kimyou-seyo-1024x683.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>平素のお参りで必ずお勤めする『正信偈』は、「帰命無量寿如来」、すなわち南無阿弥陀仏の漢訳されたお念仏の言葉から始まります。 そして『正信偈』が終わり、お念仏が七遍入って和讃に入りますと、 「真実明に帰命せよ」「大応供に帰 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2026/05/honshin-ni-kimyou-seyo-1024x683.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">平素のお参りで必ずお勤めする『正信偈』は、「帰命無量寿如来」、すなわち南無阿弥陀仏の漢訳されたお念仏の言葉から始まります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして『正信偈』が終わり、お念仏が七遍入って和讃に入りますと、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「真実明に帰命せよ」<br>「大応供に帰命せよ」<br>「畢竟依に帰命せよ」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と、阿弥陀如来のさまざまなお徳を讃えながら、「阿弥陀に帰命せよ、帰命せよ」と、親鸞聖人より繰り返し呼びかけをいただいているのであります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらに、本願寺八代目ご門主・蓮如上人の和讃にも、「一心に帰命すれば」とあり、南無阿弥陀仏というお念仏のこころが、何度も何度も説かれております。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「帰命」という言葉は、ご覧の通り、「帰る」と「命」という字で成り立っています。<br>この場合の「命」は、命令の「命」です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">大河ドラマなどで、「勅命を賜る」「勅使が下る」といった言葉が出てまいりますが、その「命」と同じ意味です。そして「帰る」は、この場合、「従う」という意味になります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまり、「無量寿仏」、すなわち阿弥陀仏の勅命に従え、という呼びかけであり、「従います」という表明が、南無阿弥陀仏の内容であるといただくのであります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ひと昔前、このようなお話を聞かれたある門徒さんが、こう言われました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「阿弥陀様という方は、ずいぶん上からものを言われるんですね。私の命令に従えと言うのでしょう。私は上からものを言われるのは好かんき、従いたくない。私は私の思う通りに生きていきたい。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">それに対して、その時のご講師はこう応じられました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「確かに、上からものを言っているように聞こえるかもしれませんね。しかし、もし阿弥陀様が、あなた自身の本心を代弁しておられるのだとしたら。あるいは、先に浄土へ還られた諸先輩方の本懐を言い当てておられるのだとしたら、思わず自然に頭が下がり、従わずにはおれないということが起こるのですよ。あなたの言われる通り、私たちは、仏や人に素直に頭を下げられるような身ではありませんからね。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">先日、三歳になる娘が、私に向かって、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「パパ、臭い。パパ臭い。出ていって。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と言ってきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">普段、人様から「臭いから出て行け」などと言われることはまずありませんので、「三歳児というのは面白いなあ。同じ空間にいながら、まったく別世界を生きているのだな。まったく別の価値観の中を生きているのだな」と、改めて感じたことでありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そこで私は、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「おとちゃんがそこまで言うんやったら、パパ出て行こうか。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と、冗談半分に応じたのであります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その日はちょうど飲み会があり、私がお寺に帰ったのは娘が寝た後でした。すると、夜になっても帰ってこない私を心配して、娘は妻に、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「パパ、おとちゃんが出て行けって言ったから、本当に出て行ったの？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と尋ねていたそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして翌朝、起きてきた娘は、私のところへ近づいてきて、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「パパ、昨日は臭いって言ってごめんね。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と謝ってきたのでありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかしこれは、妻が、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「おとちゃん、パパにあんなことを言ってはいけないよ。明日ちゃんと謝りなさい。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と教え込んだわけではありません。娘が自分で感じ、自発的に謝ってきたのであります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私たちは普段、「人にひどいことを言ってはいけない」「人を傷つけてはいけない」と思いながら生活しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そしてそれは、親や先生、あるいは社会からそう教えられてきたからだ、学校で倫理や道徳を学んだからだ、と考えているかもしれません。もちろん、それもあるのでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、それ以前の大前提として、私たちの命そのものが、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「人と人とが傷つけ合っていく在り方は痛ましい。<br>この人生を、ご縁として、その問題性を超えていかなくてはならない。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">という願いをもって、この世に生まれてきているのではないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">けれども私たちは、世間の荒波にもまれる中で、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「そんなものは綺麗事だ。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と、その願いを忘れ、打ち捨てて生きていきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その私たちに対して、阿弥陀様が、私たち自身の本心を代弁してくださっている。さらに、先に浄土へ還られた方々の本懐を言い当ててくださっている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">だからこそ、思わず五体投地して従わずにはおれない。帰命せずにはおれない、ということが起こるのではないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もっとも、「そうは言っても、人は死ぬまで傷つけ合うことをやめられないではないか」とも思います。けれども、それはもう、これまでの人生で十分に“実験済み”のことでありましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、その、つい傷つけ合ってしまう煩悩の姿を、如来の智慧の光によって詳らかに照らし出されるところにこそ、その問題を超えていく道が開かれてくる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">だからこそ、「帰命せよ、帰命せよ」と、何度も何度も呼びかけられるのであります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それが、私たち自身、そして先に浄土へ還られた方々の本懐が満たされていく、「浄土往生の道」であると聞かせていただくのであります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">&#x1f517; <a href="https://www.higashihonganji.or.jp/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">真宗本廟（東本願寺）公式サイト</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e8%a5%bf%e5%bf%b5%e5%af%ba%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">西念寺について（福岡県田川郡香春町）</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e6%b3%95%e8%a6%81%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">法要のお知らせ</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e5%af%ba%e8%91%ac%e5%84%80/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">寺葬儀のご案内</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e7%b4%8d%e9%aa%a8%e5%a3%87/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">納骨堂のご案内</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e7%94%b0%e5%b7%9d%e7%b5%84/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">田川組の学習会・お知らせ</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e3%81%8a%e5%bf%b5%e4%bb%8f%e3%81%ae%e6%95%99%e3%81%88/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">念仏の教え</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e4%bd%8f%e8%81%b7%e3%81%ae%e3%81%a4%e3%81%b6%e3%82%84%e3%81%8d/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">住職のつぶやき</a><br></p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
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		<title>死後の世界と浄土往生と自体満足</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ryuushi]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 26 May 2026 00:05:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お念仏の教え]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2026/05/shigo-no-sekai-jodo-ojo-1024x683.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>死後の世界を仏教はどう捉えるのか 先日、ご門徒の方から「死後の世界はあるのでしょうか」と尋ねられました。そこで私は、「お釈迦さまは、その問いにはお答えにならなかったそうです」とお話ししました。すると、「仏教は死後の話をは [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2026/05/shigo-no-sekai-jodo-ojo-1024x683.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<h2 class="wp-block-heading">死後の世界を仏教はどう捉えるのか</h2>



<p class="wp-block-paragraph">先日、ご門徒の方から「死後の世界はあるのでしょうか」と尋ねられました。そこで私は、「お釈迦さまは、その問いにはお答えにならなかったそうです」とお話ししました。すると、「仏教は死後の話をはぐらかすのですか」と話題が移っていきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、この話には続きがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">お釈迦さまに「死後の世界はあるのか」と尋ねた人は、その後も二度、同じ問いを重ねたそうです。そして三度目に、お釈迦さまはこうお答えになったと伝えられています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「その問いは、問いになっていない」</p>



<p class="wp-block-paragraph">仮に「ある」と答えたとしても、その証明には際限のない論証が必要となります。反対に、「ない」と答えたとしても、同じように無限の論証を尽くさなければなりません。結局のところ、最終的な答えは個人の感想や解釈に行き着くのでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">仏教では、そのような終わりのない議論を「戲論（けろん）」、すなわち“戯れの議論”と呼ぶそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでは、本当に大切なことは何でしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それは、死後の世界が「あっても」「なくても」、今この人生を十分に生き切ることではないでしょうか。今生を満足して生きることができれば、死後の世界の有無に振り回されることが小さくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">言い換えれば、死後への不安とは、現在の不満足の現れでもあるのでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、その不安は「今を満たして生きたい」という、私たちの心の奥底からの呼び声でもある。その声は、親鸞聖人がお示しくださった「大悲招喚の勅命」のようにも感じられるのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">合掌。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">浄土への往生</h2>



<p class="wp-block-paragraph">先月、春彼岸法要が勤まりました。法要後には「お花見」と称して、お弁当やお酒、スイーツがふるまわれました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">お弁当は坊守が半分ほど仕上げ、スイーツは若坊守がほとんどを作り、さらにご門徒の女性方にもお手伝いいただきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな中、お斎の席での出来事です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ある方が若坊守に、「ここにあなたのお弁当を用意しているから、今のうちに食べておきなさい」と声を掛けてくださったそうです。ご自身たちはまだ食べておられないにもかかわらず、こちらを気遣ってくださる。その心遣いが本当にありがたいことでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらにその方は、「前坊守さんのお弁当も用意しているから、呼んできて食べさせてあげて。忙しくて食べる暇もないでしょう」と、そこまで気を配ってくださったそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ところが妻は、「申し訳ありません。先ほど本堂へ行ったら、母はすでに座って食べ始めておりました」と、少々気まずそうに報告したのでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その晩、私は「まだお加勢くださっている方々も食べておられないのに、どうして先に座って食べるのだろう」と、母を批判する思いを抱いていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、しばらくして考え直しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">母にとっては、準備をすることも大切な役目ですが、皆さんと一緒に座って話をすることもまた、大切なお役目だったのかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんなことを思いながら、ふと、ある言葉が心に浮かびました。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph">「人の悪き事は、よくよく見ゆるなり。我が身の悪きことは覚えざるものなり。」</p>
</blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">私は香春のお寺に戻る前、博多のお寺に勤めておりました。そこは約1600軒のご門徒をお預かりする大きなお寺でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">当然、住職・副住職・私の三人だけではすべてのお参りを勤めることはできません。そのためお盆になると、7月盆の地域のお寺さま方にお加勢をお願いし、総勢18名ほどの僧侶で、4日間かけて1600軒をお参りしていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんなある年のお盆のことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私も朝7時に寺を出発し、40軒近くをお参りして、くたくたになって寺へ戻りました。そしてシャワーを浴び、着替えを済ませてから、お加勢のお坊さん方の待機部屋へ向かいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">襖を開けると、1600軒を預かるその寺の住職が、まだ衣姿のまま、帰ってきていないお加勢のお坊さん方を静かに待っておられたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その姿を見た瞬間、「しまった」と思いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">すると住職が冗談まじりに、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「僕より先にシャワーを浴びて着替えてくるとは、だいぶ偉くなったね」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と声を掛けられました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">朝から晩まで懸命にお参りしたという思いが、自分は遠方から来てくださった方々に支えられている身である、という大切なことを見失わせていたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私たちの眼は、人の欠点や問題はすぐに見つけます。しかし、自分の間違いや至らなさには、なかなか拾うことができません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">母の姿は、実は私自身の姿でもあり、そしてまた、私たち一人ひとりの姿でもあるのでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな時、念仏をいただくところに、「人の悪き事は、よくよく見ゆるなり」という言葉を自らに向けて受け止め、超え出てゆく道が、かすかに開かれてくるのではないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのような歩みを大切にされたのが、私たちの諸先輩方であり、その歩みそのものを「浄土への歩み」といただいていくのかもしれません。<audio autoplay=""></audio></p>



<p class="wp-block-paragraph">&#x1f517; <a href="https://www.higashihonganji.or.jp/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">真宗本廟（東本願寺）公式サイト</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e8%a5%bf%e5%bf%b5%e5%af%ba%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">西念寺について（福岡県田川郡香春町）</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e6%b3%95%e8%a6%81%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">法要のお知らせ</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e5%af%ba%e8%91%ac%e5%84%80/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">寺葬儀のご案内</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e7%b4%8d%e9%aa%a8%e5%a3%87/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">納骨堂のご案内</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e7%94%b0%e5%b7%9d%e7%b5%84/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">田川組の学習会・お知らせ</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e3%81%8a%e5%bf%b5%e4%bb%8f%e3%81%ae%e6%95%99%e3%81%88/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">念仏の教え</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e4%bd%8f%e8%81%b7%e3%81%ae%e3%81%a4%e3%81%b6%e3%82%84%e3%81%8d/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">住職のつぶやき</a><br></p>
]]></content:encoded>
					
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		<item>
		<title>永代経法要十五世坊守七回忌のご案内</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ryuushi]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 22 Apr 2026 13:27:49 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お念仏の教え]]></category>
		<category><![CDATA[法要のお知らせ]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2026/04/eitai-kyo-hoyo-15th-boshumori-7kaiki-annai-1024x683.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>日時　　五月六日（水）　　十時　 講師　　田村　浩州師（夏吉西方寺） 早いもので息子の宗真が小学３年生になりました。最近字が上手になり本読みも上達し、計算も早くなり学力がついてまいりました。高校、大学と進学してくれること [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2026/04/eitai-kyo-hoyo-15th-boshumori-7kaiki-annai-1024x683.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph"><strong>日時　　五月六日（水）　　十時　</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>講師　　田村　浩州師（夏吉西方寺）</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">早いもので息子の宗真が小学３年生になりました。最近字が上手になり本読みも上達し、計算も早くなり学力がついてまいりました。高校、大学と進学してくれることを期待してしまいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし一方で３年前から大学生は何のために勉教し、何のために大学に通うか意味を見出せずにおり、大学の先生もそれについて明解な答えを提示できないでいるようです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">理由は何か。それは大学で学べる事は全て３年前に登場したAI（対話できるコンピューター）が明確に答えてしまい、大学で学んだ事を社会に役立て生業にしようとしても、その仕事をAIがやってしまうからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">生きる手段と生きる目的の区別を曖昧にしてきた歪みが現れているのではないのでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ちなみに息子の名前の元である真宗とは、仮りの目的や偽ものの宗に対しての真の宗、本懐と言う意味があります。日々自分自身の本懐と対話しながら歩まれているでしょうか。そもそも我が本懐明了でしょうか。合掌。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さて、上記の如く去年に引き続き西方寺ご住職様にお話を頂戴いたします。どうぞお誘い合わせの上ご家族揃ってお参りいただきますようご案内申し上げます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">お車のご都合が付かない方はご相談下さい。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>また当日、隣の公民館にて神幸祭の片付けが行われている場合は、お車を境内、または、消防団の所に駐車くださりますようお願い致します。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>五月　　　一日（金）　　　茶話会　　　　　　　　　　　西念寺</strong><strong>　　　　　</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>五月三十一日（日）　　 田川組公開講座　　　　　田川青少年ホール</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>六月二十六日（金） &nbsp;&nbsp;&nbsp;はじめての阿彌陀經　　　田川青少年ホール　　</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>六月　日（　）　　 　　　香春小組研修会　　　　　香春善龍寺</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>七月四日（土）　　　　　清掃奉仕（雨天時六日）　西念寺</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>七月十二（日）　　　　　総会お盆皆作法要　　　　西念寺</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">&#x1f517; <a href="https://www.higashihonganji.or.jp/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">真宗本廟（東本願寺）公式サイト</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e8%a5%bf%e5%bf%b5%e5%af%ba%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">西念寺について（福岡県田川郡香春町）</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e6%b3%95%e8%a6%81%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">法要のお知らせ</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e5%af%ba%e8%91%ac%e5%84%80/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">寺葬儀のご案内</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e7%b4%8d%e9%aa%a8%e5%a3%87/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">納骨堂のご案内</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e7%94%b0%e5%b7%9d%e7%b5%84/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">田川組の学習会・お知らせ</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e3%81%8a%e5%bf%b5%e4%bb%8f%e3%81%ae%e6%95%99%e3%81%88/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">念仏の教え</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e4%bd%8f%e8%81%b7%e3%81%ae%e3%81%a4%e3%81%b6%e3%82%84%e3%81%8d/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">住職のつぶやき</a><br></p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>ひな祭り法話　呼ばれるということ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ryuushi]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 02 Mar 2026 16:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お念仏の教え]]></category>
		<category><![CDATA[住職のつぶやき]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2026/03/hinamatsuri-yobareru-goen-sainenji-1024x683.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>三月三日はひな祭りです。ひな祭りは「上巳（じょうし）の節句」とも呼ばれ、もともとは人の身のけがれや災いを人形（ひとがた）に移し、無事を願った行事が始まりとされています。子どもの健やかな成長を願うと同時に、「どうか守られま [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2026/03/hinamatsuri-yobareru-goen-sainenji-1024x683.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">三月三日はひな祭りです。<br>ひな祭りは「上巳（じょうし）の節句」とも呼ばれ、もともとは人の身のけがれや災いを人形（ひとがた）に移し、無事を願った行事が始まりとされています。子どもの健やかな成長を願うと同時に、「どうか守られますように」という願いが込められた日でもあるようです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">先日、七十代半ばの方がこんなお話をしてくださいました。<br>「私が二十代でお嫁に来たばかりの頃、主人のおばあちゃんから“ねえさん”と呼ばれていたんですよ」と。</p>



<p class="wp-block-paragraph">年上のおばあちゃんから「ねえさん」と呼ばれるのは、少し不思議に聞こえますが、昔は家に嫁いできた若い女性を、親しみと敬いを込めて「ねえさま」「ねえさん」と呼ぶ習慣があったそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ひな祭りの歌にも、</p>



<p class="wp-block-paragraph">♪ お嫁にいらした ねえさまに<br>　よく似た官女の 白い顔</p>



<p class="wp-block-paragraph">という一節があります。<br>ここで歌われる「ねえさま」も、年齢を表している言葉ではありません。新しく家に来てくれた人を、大切に迎える呼び名だったのでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私たちも、名前を知らない女性に声をかけるとき、「お姉さん」とは言えても、「おばさん」とはなかなか言えません。<br>同じ呼びかけでも、そこには相手との距離や心の向きが表れるからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">人は年齢や立場だけで生きているのではなく、どのように呼ばれ、どのように迎えられているかの中で生きているのかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私自身、お月忌に伺っていて同じことを感じることがあります。どのお宅も大切なご縁として迎えてくださっているのですが、正直に申しますと、法話まで楽しみにしていただいているかというと、少し自信がない時もあります（笑）。</p>



<p class="wp-block-paragraph">けれど不思議なことに、温かく迎えていただいていると感じる場では、自然と言葉が出てきます。<br>同じ話をしているはずなのに、安心できる空気の中では、のびのびとお話しできるのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">人は、十分に理解したときよりも、まず迎えられていると感じたときに、心が開くのかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">浄土真宗では、阿弥陀さまのおはたらきを「呼びかけ」としていただきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">阿弥陀さまは、できる者だけを選ぶのではなく、迷い多い私たちに向かって「そのままでよい、われをたのめ」と呼びかけ続けてくださいます。<br>私たちが念仏申すのは、仏さまとの関係がすでに結ばれている証といただきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私が立派になったから救われるのではありません。<br>先に呼びかけられているからこそ、南無阿弥陀仏と申す身になっているのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">昔、お嫁に来た方が「ねえさま」と呼ばれる中で、少しずつ家族になっていったように、私たちもまた、阿弥陀さまに呼びかけられる中で、ご縁に生かされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ひな人形が人と人との温かい関係を伝えてくれるこの日に、私たちもまた、すでに呼ばれ、迎えられている身であることを味わってみたいものです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">南無阿弥陀仏。</p>



<p class="wp-block-paragraph">&#x1f517; <a href="https://www.higashihonganji.or.jp/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">真宗本廟（東本願寺）公式サイト</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e8%a5%bf%e5%bf%b5%e5%af%ba%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">西念寺について（福岡県田川郡香春町）</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e6%b3%95%e8%a6%81%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">法要のお知らせ</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e5%af%ba%e8%91%ac%e5%84%80/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">寺葬儀のご案内</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e7%b4%8d%e9%aa%a8%e5%a3%87/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">納骨堂のご案内</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e7%94%b0%e5%b7%9d%e7%b5%84/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">田川組の学習会・お知らせ</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e3%81%8a%e5%bf%b5%e4%bb%8f%e3%81%ae%e6%95%99%e3%81%88/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">念仏の教え</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e4%bd%8f%e8%81%b7%e3%81%ae%e3%81%a4%e3%81%b6%e3%82%84%e3%81%8d/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">住職のつぶやき</a><br></p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>南無阿弥陀仏のお名告り①</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ryuushi]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 27 Feb 2026 06:40:54 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お念仏の教え]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2026/02/namuamidabutsu-onanori-eyecatch-1024x683.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>今は、情報の多くを携帯電話から得る時代となりました。とくにYouTubeなどの動画を見ることが、日常の一部になっています。 実は、私の妻も料理の動画をYouTubeに投稿しているのですが、先日、その動画が思いがけず多くの [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2026/02/namuamidabutsu-onanori-eyecatch-1024x683.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">今は、情報の多くを携帯電話から得る時代となりました。<br>とくにYouTubeなどの動画を見ることが、日常の一部になっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">実は、私の妻も料理の動画をYouTubeに投稿しているのですが、先日、その動画が思いがけず多くの方に視聴され、七十万回も再生されたそうです。たいしたものだと感心しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一方で私は、動画ではなく法話を文章にしてブログに掲載していますが、こちらは三回ほどしか読まれないことも珍しくありません。<br>そのため妻からは、「単位を間違えているのではないか」「壊れているのではないか」などと冗談を言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">七十万回再生は確かにすごい数字です。けれども、七十万という数は数えることのできるものです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、数えることのできないほど、絶えず再生され続けているものがあります。<br>それが「南無阿弥陀仏」のお念仏です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">『正信偈』は「帰命無量寿如来」と漢訳のお名号から始まります。<br>真ん中の無量寿がアミダの中国語翻訳であります。<br>量ることが無い。量る事ができないという意味がアミダの日本語翻訳になります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では何が量れないのか。大切な呼びかけがいくつかありますが、ここでは<br>あらゆる国々の人々、どの時代の人々も南無阿弥陀仏と阿弥陀様の智慧をおすがりして<br>また、そのいただいた智慧を褒め称（たた）えて念仏称（とな）えた数が無量であるといういう呼びかけです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかしながらこんな疑問も思い浮かばないでしょうか。<br>ひと昔前のお爺ちゃんお婆ちゃんたちはことあるごとに南無阿弥陀仏と口ずさんでいた。畑仕事をしていたもなんまんだぶつ。ご飯を食べていてもなんまんだぶつと。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし近年そう念仏の声、聞こえてこないぞ。<br>あらゆる国々の人々。どの時代の人々も南無阿弥陀仏と念仏を称え。その数無量である。近年整合性取れない話になったのではないか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">実は私の携帯電話には、法話の録音が二百時間分ほど保存されています。法座や法要のたびに「また聞かせていただこう」と思い録りためてきたものですが、なかなか開くことがありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">開くのはYouTubeで、政治の話や権力闘争の話、あるいはゴルフや音楽ばかりです。つまり私たちはいつも阿弥陀様に泥を掛けながら逃げていき、世間的な事柄にしか関心が向かないのが私たちの身のならいではないのでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかしながらときおり、世間的な関心に飽き飽きする時もある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">または、世間的な関心が行き詰って八方塞がりになり「何のために生まれて、何をしてこの苦しみ悲しみの人生を喜んでいけばよいのか」と問いが起こる瞬間もある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまり頭はいつも南無阿弥陀仏から逃げているのですが、命は「我が本懐はなんだろう」「先に浄土へ帰られた方の人生にはどんな意味があったのか」と問い続けてきた、そして問い続けていくのではないのでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私たちは念仏を遮りながら生きているが、命は絶えず阿弥陀如来に本懐を尋ね、本懐を満たされ、阿弥陀如来の智慧を褒めたたえてきた。その念仏の数は無量と言う意味で帰命無量寿如来という名號が呼びかけられていると頷くことであります。</p>



<p class="has-text-align-right wp-block-paragraph">南無阿弥陀仏<br>福岡県田川郡香春町真宗大谷派西念寺</p>



<p class="wp-block-paragraph">&#x1f517; <a href="https://www.higashihonganji.or.jp/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">真宗本廟（東本願寺）公式サイト</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e8%a5%bf%e5%bf%b5%e5%af%ba%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">西念寺について（福岡県田川郡香春町）</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e6%b3%95%e8%a6%81%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">法要のお知らせ</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e5%af%ba%e8%91%ac%e5%84%80/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">寺葬儀のご案内</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e7%b4%8d%e9%aa%a8%e5%a3%87/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">納骨堂のご案内</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e7%94%b0%e5%b7%9d%e7%b5%84/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">田川組の学習会・お知らせ</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e3%81%8a%e5%bf%b5%e4%bb%8f%e3%81%ae%e6%95%99%e3%81%88/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">念仏の教え</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e4%bd%8f%e8%81%b7%e3%81%ae%e3%81%a4%e3%81%b6%e3%82%84%e3%81%8d/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">住職のつぶやき</a><br></p>
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		<title>問題を徳に転じる道</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ryuushi]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 28 Jan 2026 07:48:33 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お念仏の教え]]></category>
		<category><![CDATA[住職のつぶやき]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2026/01/mondai-wo-toku-ni-tenjiru-michi-1024x683.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>順調に育ち、県内でもトップクラスの高校へ進学した、従兄の娘が、不登校になってしまいました。身近な出来事として、家族や親族それぞれが心を痛め、どう関わるべきか悩んでいます。 妻に「自分ならどう対応するか」と尋ねてみました。 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2026/01/mondai-wo-toku-ni-tenjiru-michi-1024x683.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">順調に育ち、県内でもトップクラスの高校へ進学した、従兄の娘が、不登校になってしまいました。<br>身近な出来事として、家族や親族それぞれが心を痛め、どう関わるべきか悩んでいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">妻に「自分ならどう対応するか」と尋ねてみました。<br>すると妻は、こう言いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「私なら、無理に学校には行かせないかな。ただし、学校に行かない代わりに、家で同じ時間は勉強するか、働きに行かせる。<br>それから、学校を休んだ日はゲームとスマホは禁止。<br>それらは“学校で一日頑張ってきたご褒美”として許されるものだからね。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">学校に行くことがもたらすストレス、そしてそのストレスへの耐性は、人それぞれです。<br>無理やり学校に行かせ、心が壊れてしまっては、取り返しがつきません。<br>そう考えると、妻の対応は、なかなかよい判断ではないか――そのように私は感じました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかしその一方で、ふと、思いが別のところへ向かいました。<br>もしこのことを、かつての恩師に相談したら、どう言われるだろうか。<br>あるいは、親鸞聖人やお釈迦様に問うたなら、どのような言葉をいただくだろうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">おそらく、こう叱られるのではないかと思えてきたのです。<br>「何をテクニックに頼っているのか。<br>親が、どんなつもりで生きているのか――そのことが、今まさに問われているのではないか」と。</p>



<p class="wp-block-paragraph">子どもが順調に育ち、定職に就き、生涯にわたって生計を立てていくこと。<br>それは、親にとっても、周囲にとっても、大きな関心事でしょう。<br>けれども、その問いの先にあるはずの――<br><strong>何のために生計を立て、何のために生きていくのか</strong>という肝心要が、抜け落ちてはいないだろうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もし、その「肝心要」を照らし出し、浮き彫りにしてくれるご縁として、<br>今回の不登校という出来事が与えられているのだとしたなら。<br>それは、避けるべき災いではなく、<br><strong>有難く頂戴していくべきご縁</strong>なのではないか――<br>そのような声が、どこからともなく聞こえてきたことでありました。</p>



<p class="has-text-align-right wp-block-paragraph">福岡県田川郡香春町真宗大谷派西念寺</p>



<p class="wp-block-paragraph">&#x1f517; <a href="https://www.higashihonganji.or.jp/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">真宗本廟（東本願寺）公式サイト</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e8%a5%bf%e5%bf%b5%e5%af%ba%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">西念寺について（福岡県田川郡香春町）</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e6%b3%95%e8%a6%81%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">法要のお知らせ</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e5%af%ba%e8%91%ac%e5%84%80/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">寺葬儀のご案内</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e7%b4%8d%e9%aa%a8%e5%a3%87/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">納骨堂のご案内</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e7%94%b0%e5%b7%9d%e7%b5%84/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">田川組の学習会・お知らせ</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e3%81%8a%e5%bf%b5%e4%bb%8f%e3%81%ae%e6%95%99%e3%81%88/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">念仏の教え</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e4%bd%8f%e8%81%b7%e3%81%ae%e3%81%a4%e3%81%b6%e3%82%84%e3%81%8d/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">住職のつぶやき</a></p>
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		<title>世間のおめでとうと仏教のおめでとう</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ryuushi]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 27 Jan 2026 07:15:29 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お念仏の教え]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2026/01/sekai-no-omedetou-to-bukkyo-no-omedetou-1024x683.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>先週、二週間あった冬休みが終わり、息子の学校が始まりました。冬休みに入った時はとても嬉しそうにしておりましたが、休み明け一日目、息子の行き渋りはひどいものでありました。 あまりに行き渋るものですから、妻が「分かった。学校 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2026/01/sekai-no-omedetou-to-bukkyo-no-omedetou-1024x683.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">先週、二週間あった冬休みが終わり、息子の学校が始まりました。<br>冬休みに入った時はとても嬉しそうにしておりましたが、休み明け一日目、息子の行き渋りはひどいものでありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あまりに行き渋るものですから、妻が<br>「分かった。学校に行かなくてもいいよ。<br>しかし、行かなかったら、ママはしゅうま君がいつも楽しそうにしているおもちゃを全部捨てるからね」<br>と申しますと、渋々ではありますが、学校へ登校したのであります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その日の夕方、息子が帰ってきますと、先生からの連絡帳に、<br>「ホームルームで『あけましておめでとうございます』と言うと、しゅうま君は<br>『あけましておめでたくありません』<br>と申してきましたよ」<br>と書いてありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">冬休みが終わってしまったのに、何がめでたいんや、という率直な感想でありましょう。<br>それを見て、私と妻は思わず笑ってしまいました。<br>さらに私は、<br>「しゅうま君、八代目の蓮如上人みたいなことを言うね」<br>と申したことであります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">実際、本願寺八代目住職・蓮如上人は、新年の挨拶に<br>「おめでとうございます」<br>と言った御門徒に対して、<br>「何がおめでたいのか」<br>と問い返されたと伝えられております。</p>



<p class="wp-block-paragraph">新しい一年がいただけてありがたい、ありがたいと言うけれども、<br>仏法を聞かなければ、新しくいただいた一年も虚しく過ぎてしまうぞ、<br>という忠告でありましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">息子もまた、冬休みが始まった時にはとても喜び、<br>おめでたい日々を過ごしておりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、私たちは楽しみや幸せを手に入れてしまうと、<br>それらがずっと続いてほしい、壊れてほしくないと、<br>そこに執着を生み出してしまいます。<br>そして冬休みが終わり、その楽しみが壊れる時、<br>私たちは苦しみを感じるのであります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私たちは幸せや楽しみを手に入れるために、<br>汗水たらして努力をしております。<br>けれども、その努力の末に手に入れた幸せや楽しみは、<br>やがて苦しみに変わっていく幸せ、<br>苦しみに変わっていく楽しみであるのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまり、日々の歩みそのものが、<br>努力して苦しみを手に入れていく歩みになっている。<br>これでは中身のない、虚しい歩みではないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">蓮如上人が、<br>仏法を聞かなければ、いただいた一年も虚しく過ぎるぞ<br>とおっしゃったのは、<br>まさにこのことを指しておられるのではないかと思うのであります。</p>



<p class="has-text-align-right wp-block-paragraph">福岡県田川郡香春町真宗大谷派西念寺</p>



<p class="wp-block-paragraph">&#x1f517; <a href="https://www.higashihonganji.or.jp/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">真宗本廟（東本願寺）公式サイト</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e8%a5%bf%e5%bf%b5%e5%af%ba%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">西念寺について（福岡県田川郡香春町）</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e6%b3%95%e8%a6%81%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">法要のお知らせ</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e5%af%ba%e8%91%ac%e5%84%80/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">寺葬儀のご案内</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e7%b4%8d%e9%aa%a8%e5%a3%87/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">納骨堂のご案内</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e7%94%b0%e5%b7%9d%e7%b5%84/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">田川組の学習会・お知らせ</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e3%81%8a%e5%bf%b5%e4%bb%8f%e3%81%ae%e6%95%99%e3%81%88/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">念仏の教え</a><br> &#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e4%bd%8f%e8%81%b7%e3%81%ae%e3%81%a4%e3%81%b6%e3%82%84%e3%81%8d/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">住職のつぶやき</a></p>
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		<title>法を聞く楽しみを宗として歩む</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ryuushi]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 28 Dec 2025 11:32:17 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お念仏の教え]]></category>
		<category><![CDATA[住職のつぶやき]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2025/12/golf-tanoshii-noni-mitasa-renai-bukkyo-anshin.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>先週、同級生三人とゴルフに出かけました。その後の、いわゆる「反省会」と称した飲み会の席で、友人がふとこんなことを口にしました。 「十八ホールの終わりが近づくにつれて、一か月間楽しみにしていたこの時間が終わっていくのが寂し [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2025/12/golf-tanoshii-noni-mitasa-renai-bukkyo-anshin.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">先週、同級生三人とゴルフに出かけました。<br>その後の、いわゆる「反省会」と称した飲み会の席で、友人がふとこんなことを口にしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「十八ホールの終わりが近づくにつれて、一か月間楽しみにしていたこの時間が終わっていくのが寂しくて、そんな思いを抱きながらプレーしてしまうんだよね」</p>



<p class="wp-block-paragraph">私はといえば、<br>「次はいつ来られるかな。それまでにもっと練習して上達して、みんなを驚かせたい」<br>そんな前向きな気持ちでゴルフをしていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">けれども、その友人の言葉を聞いたとき、私は思わずはっとさせられました。<br>それは私の気持ちよりも、ずっと現実に即した言葉であり、どこか仏さまの教えと通じ合う響きを持っているように思えたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">楽しさの最中に、すでに「終わり」を感じ取っている。<br>その姿は、ただ前を向いて楽しさを追いかけていた私よりも、はるかに人生の実相に近いように思えました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">言い換えれば、<br>「いつまで移ろいゆく、はかない楽しさを追い求めているのか。本当に身を委ねるべきものがあるのではないか」<br>そんな呼びかけを受けたように感じたのでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もう一つ、こんな出来事があります。<br>妻の叔父であり、父の親友でもある方とのことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">お酒を飲むこと、ゴルフをすること、麻雀をすることが大好きで、<br>いわゆる男の趣味を存分に楽しんでこられた方です。<br>人生を楽しみ尽くしているようで、私はどこか羨ましく感じていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ところが、先月久しぶりにゴルフの打ちっぱなしでお会いしたとき、<br>その方がふいに、<br>「そんなにゴルフって楽しいか？」<br>と尋ねてこられたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は思わず、「とても楽しいじゃないですか」と答えました。<br>しかしその問いは、単なる雑談ではなく、<br>「本当に心の底から楽しいと言えるのか」<br>「それで人生をまっとうしたと言えるのか。それ本当の生きがいになっているのか」<br>そう問いかけられているように感じられました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまり、どれほど趣味を満喫し、明るく楽しく生きている人であっても、<br>ふとした瞬間に、<br>「楽しんだからといって、いったい何になるのか」<br>「楽しい時間は、結局終わっていくではないか」<br>という事実と、正面から向き合わされる時があるのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そしてその瞬間こそ、<br>「趣味では、あなたの人生に決着はつかないだろう。真理を求めよ」<br>と、如来から呼びかけられている時なのではないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では仏教は何を示すのか。<br>それは、移ろいゆく喜びに振り回される私に、揺るがぬ安心があることを知らせる教えです。</p>



<p class="has-text-align-right wp-block-paragraph">福岡県田川郡香春町真宗大谷派西念寺</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph">
&#x1f517; <a href="https://www.higashihonganji.or.jp/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">真宗本廟（東本願寺）公式サイト</a><br>
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&#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e6%b3%95%e8%a6%81%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">法要のお知らせ</a><br>
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</p>
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		<title>声聞とは、誰のことなのか──『阿弥陀経』講義を聴いて</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ryuushi]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 21 Dec 2025 01:46:40 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お念仏の教え]]></category>
		<category><![CDATA[田川組の行事]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2025/10/28040ddd0ecb86cb3277c42573438c14.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>19日、田川青少年文化ホールにて、大谷短期大学准教授・青木玲先生をお招きし、『阿弥陀経』の講義をいただいた。 本講座は連続講座であり、今回は「声聞」の段がテーマであった。 声聞とは、本来「一生懸命に教えを聞く存在」を意味 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://sainennji.com/wp-content/uploads/2025/10/28040ddd0ecb86cb3277c42573438c14.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">19日、田川青少年文化ホールにて、大谷短期大学准教授・<strong>青木玲先生</strong>をお招きし、『阿弥陀経』の講義をいただいた。<br>
本講座は連続講座であり、今回は「<strong>声聞</strong>」の段がテーマであった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">声聞とは、本来「一生懸命に教えを聞く存在」を意味する。<br>
しかし先生は、そこからすぐに私たち自身へ問いを投げかけられた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私たちは本当に、人の話を聞けているだろうか。<br>
日常を振り返れば、人の話を最後まで聞くことは案外難しい。<br>
自分の関心のあることしか耳に入らず、都合の悪い話は聞き流してしまう。<br>
仏教の教えもまた、同じではないだろうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では、私たちが人の話を聞けたり、仏教の言葉が心に届いたりするのはなぜなのだろうか。<br>
講義を聴きながら、私はそれが自分の能力や努力によるものではなく、これまでの経験や苦労、悲しみが、知らず知らずのうちに私を「聞く身」にしてくれているのではないかと受け取った。</p>



<p class="wp-block-paragraph">声聞は、懸命に教えを聞く存在である一方で、途中で満足し、歩みを止めてしまう存在でもある。<br>
自己の救いにとどまり、その先へ進まない。<br>
そして、「声聞が浄土に生まれる」という課題は、<strong>私たち自身が浄土に生まれるという課題と重なっている</strong>のだと示された。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ここで先生は、宗祖のある和讃の左訓を紹介された。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph">阿弥陀仏とは「物の逃ぐるを追わえ取るなり」</p>
</blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">この「物」とは、人物のことである。<br>
すなわち、仏教から逃げる人、仏教に背を向ける人をこそ、追いかけて救い取るのが阿弥陀仏である、という意味である。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>では――仏教から逃げ、背いている人とは誰なのか。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">先生は、この問いを縁に触れて、繰り返し提起された。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私はこの話を聞きながら、先日、ある著名な宗教学者が<br>
「仏事は勤めなくてもよい」「お寺と縁を切ってもよい」<br>
といった趣旨の本を出版された、という話を思い出していた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">仏教や宗教について「詳しくなること」と、それに「共感して生きること」とは、まったく別の事柄である。<br>
共感の背景には、自分は何者なのか、何のために生まれ、何を喜びとして生きる存在なのか、という問いがあるのではないだろうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">話を戻すと、先生は「仏教は平等を説く」と語られた。<br>
しかし、その平等とは、辞書に出てくる意味とは少し異なる。<br>
<strong>分け隔てをしないこと</strong>、それが仏教の平等である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">仏教が説くのは、傷つけ合い、争い合う世界ではない。<br>
自分を中心に、上か下か、勝ったか負けたか、得か損か――<br>
そうした価値判断に振り回されない生き方である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では、私たちはどちらの世界を生きているだろうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もし本当に、そうした比較や評価に振り回されない身となれたなら、<br>
もしかすると、お寺も仏教も「いらない」と言えるのかもしれない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし先生は、最後にこう結ばれた。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph">どんな生き方をしていても、教えに合えば、みな念仏する者になる。</p>
</blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">自分が救われ、念仏する者となるところに、はじめて仏教は「証明」されるのだという。</p>



<p class="wp-block-paragraph">文章にしてみると、たいへん崇高で難しい講義のように感じる。<br>
しかし実際には、日常の具体例を交え、ご自身の失敗談も紹介しながら、<br>
講義というより、聴衆と会話をするような語り口で進められた。<br>
だからこそ終始あたたかく、楽しく、そして深く考えさせられる時間であった。</p>



<hr class="wp-block-separator has-css-opacity"/>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>【会場】</strong><br>
田川市青少年文化ホール（田川市平松3－26）</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>【次回のご案内】</strong><br>
令和8年2月9日（月）14時〜16時<br>
会費：500円</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>【主催者】</strong><br>真宗大谷派（東本願寺）九州教区田川組</p>



<p class="wp-block-paragraph">たいへん聞きやすく、仏教が身近に感じられる講義である。<br> ぜひご法座に初めてご縁を結ぶ御門徒のみなさんにも、ご参加いただければと思う。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なお、西念寺では来年（令和8年）、<br><strong>皆作法要</strong>ならびに<strong>盂蘭盆会</strong>、<strong>親鸞聖人御正忌報恩講</strong>の法要において、<br>本講義と同じく <strong>青木玲先生</strong>を講師としてお迎えし、法要をお勤めする予定です。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>皆作法要・盂蘭盆会</strong><br>　令和8年7月12日（日）午前10時より</li>



<li><strong>親鸞聖人御正忌報恩講</strong><br>　令和8年11月1日（日）午前10時・午後1時（お昼御斎あり）<br>　令和8年11月2日（日）午前10時</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">今回のご講義と同様、<br>仏教がはじめての方にも大変聞きやすく、<br>日々の生活の中であらためて自分自身を見つめ直すご縁となる法要になることと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なお、<strong>御法礼につきましては</strong>、<br>ご縁でお参りくださる方は、<strong>賽銭箱に無記名でお気持ちをお納めいただければ結構です</strong>。<br>金額や形式について、どうぞお気遣いなさらず、安心してお参りください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どうぞ多くの方にお参りいただき、<br>ともに教えを聞くご縁を結んでいただければ幸いです。<br></p>



<p class="has-text-align-right wp-block-paragraph">福岡県田川郡香春町真宗大谷派西念寺</p>



<p class="wp-block-paragraph">
&#x1f517; <a href="https://www.higashihonganji.or.jp/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">真宗本廟（東本願寺）公式サイト</a><br>
&#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e8%a5%bf%e5%bf%b5%e5%af%ba%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">西念寺について（福岡県田川郡香春町）</a><br>
&#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e6%b3%95%e8%a6%81%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">法要のお知らせ</a><br>
&#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e5%af%ba%e8%91%ac%e5%84%80/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">寺葬儀のご案内</a><br>
&#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e7%b4%8d%e9%aa%a8%e5%a3%87/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">納骨堂のご案内</a><br>
&#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e7%94%b0%e5%b7%9d%e7%b5%84/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">田川組の学習会・お知らせ</a><br>
&#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e3%81%8a%e5%bf%b5%e4%bb%8f%e3%81%ae%e6%95%99%e3%81%88/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">念仏の教え</a><br>
&#x1f517; <a href="https://sainennji.com/%e4%bd%8f%e8%81%b7%e3%81%ae%e3%81%a4%e3%81%b6%e3%82%84%e3%81%8d/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">住職のつぶやき</a>
</p>
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