住職のつぶやき– category –
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住職のつぶやき
お寺と納骨堂はどう選ぶ? 迷った方へのヒント
近年は、跡取りでない次男や三男の方、あるいは都会に出ていた方が地元に戻ったときに、「どこのお寺にしようかな」「どこの納骨堂にしようかな」と、インターネットや広告を見ながら、お寺や納骨堂を“選ぶ”場面が増えてきました。 「自宅から近いところが... -
住職のつぶやき
兄弟げんかが減る? 1対1の“スペシャルタイム”がもたらす変化
今日、二歳半の娘をハーモニーランドに連れて行きました。上の息子は学校があったため、妻と私と娘の三人での遠出となりました。本当は家族四人そろって出かけたいという思いもあります。しかし、妻がこんなことを言いました。 「子どもって、兄弟がいると... -
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壽人さんの優しさに阿弥陀様の大悲を聞くご縁
本日、香春町殿町の野口さん方にて、壽人さんのご法事をお勤めいたしました。施主は80代前半のご兄弟4名。幼いころから胸に残っている壽人さんの面影を、しみじみと語ってくださいました。 ご兄弟のお一人がまだ生まれたばかりの頃、壽人さんはいつも気に... -
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風に吹かれる灯を守るように――談合が育んできた信心の火
先日、九十歳を迎えられた御門徒のおばあちゃんとお話をしておりました。その中で、心に残る一言がありました。 「うちの主人と義父はね、食事のあとになると、囲炉裏の灰に字や矢印を描いて、よう仏法を語り合いよったとよ。」 その姿を思い浮かべたとき... -
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家族を恋しく思う心と、お内仏・納骨堂で手を合わせる意味
(本当の幸せはどこにある?) 先日、ある御門徒のお宅にお参りしたときのことです。久しぶりに同世代の息子さんとお会いしました。お仕事の関係で他県へ行くことが多く、一度出ると一、二週間は家に帰れないそうです。 「家族が恋しくてたまらないけれど... -
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忍耐の静けさに息づくもの(寺葬儀・法話より)
本日、ある御門徒の二十五回忌の法事をお勤めしました。葬儀や法要の場では、故人の歩みをあらためて見つめ直すひとときがあります。「どんな方でしたか」と尋ねると、遺族の方はこうお話しくださいました。 「母は本当に物静かな人で、声を荒げるところを... -
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息子の運動会の目標
息子に「運動会の目標は何や?」と尋ねると、「かけっこで2番になること」と答えます。1番ではないのか、なぜ2番なのかと不思議に思いました。もっとも、「2番でもなかなか高い目標やないか」と思う人もいるでしょう。 ところがさらに「何人で走るの?... -
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茶菓と唐揚げに照らされる「自分中心のものさし」
— 自分がする時はよくて、相手がすると腹が立つ — 茶菓をめぐる小さな出来事 御門徒さんからいただいた茶菓を妻に渡すと、「こんな美味しいものはない」「はじめての食感」と目を細めて喜んで食べていました。 私が「そんなに美味しいなら、少し頂戴」と言... -
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ご法友に指摘された話――老木の譬えに教えられて
ある日のことでした。本堂の耐久年数について、建築の専門家である総代さんがこう言われました。「しっかり管理していけば、あと三、四十年は大丈夫。百年はもつでしょう。」 その言葉を聞いて、私は思わず「ありがたいなぁ」と安堵しました。けれど同時に... -
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止まれ――正しさに走る私たちへ
東京・町田市で、40歳の男性が76歳の女性を包丁で刺して殺害したという痛ましい事件が起こりました。犯人は動機を「今の生活が嫌になった。誰でもいいから殺そうと思った」と語っていたそうです。 このニュースに対し、SNSでは「甘えるな」「資質の問題だ...

